~37浮遊目~

らずくん

2015年08月03日 21:56

それは土曜日の夕方のことでした。


ようやく休みだ・・・明日はゆっくりと過ごそう・・・・そう思いながら疲れた身体を引きずり仕事から帰宅すると、自宅に一本の電報が・・・・・



『ツリイクゾ。ヨウイシロ。ハジケヨリ。』



こ、これは・・・・行くしかないな・・・・・。(多少脚色あり)

ってことで、いつものように前夜現地入りして仮眠・・・・・のはずが、なぜだか全然寝付けません・・・


身体が疲れすぎているようで、ウトウトするのですが熟睡できず・・・
三時半頃から本格的に目が覚めてしまったので、のんびりと準備を開始。

そして明るくなってきた五時前にはじけさんと二人で出艇していきます。














さて、本日の狙いは夏の魚であるイサキ、そしてサバ。他に何を狙おうか?なんて二人で喋りながら沖に向かいます。





まずは去年のイサキの実績ポイント付近、僕がイサキ狙いで重要視している三つのキーワードを頼りにイサキを探していきます。


ここならいるんじゃないかなぁ・・・・・なんて思ったところでジグ投下、答えはすぐに出ます。








うん、君じゃない。




恨めしそうな目で睨んでくるのでさっさとリリース、そして間髪いれずに・・・・







小さいけれどやっぱり居ました。ってことで、サイズアップを狙うと・・・








ほんの少しサイズアップ・・・・というか、イサキは小さくても大歓迎なので集中的に攻めると・・・・・









15分ぐらいでこんな感じ。


もちろん、ジグのみです。イサキはジギングで確実に狙って釣れるターゲットである証拠。


しかしやはりジギングではある程度叩くとスレてしまうようで・・・・そして潮がぶっ飛んでいるためにポイントからすぐに流されてしまいます。


そしてそれをあざ笑うかのように飛びはねるシイラ・・・・


ペンシルをキャストするとチェイスしまくってきますが・・・・乗らない・・・(汗)


シイラのサイズに対してペンシルが大きすぎるようで、フッキングにまで至らず・・・・

これ、シンキングペンシルなら一発で乗るんだけどなぁ・・・なんて思いましたが、釣りたいのはトップウォーターであってシンペンで釣りたいわけではないし・・・・ってことで、そうこうしているうちにシイラも消えたのでトップは終了。



再びイサキを狙いながら・・・・






良いサイズのアカハタ・・・・あれ?口から尻尾が・・・・






イトヨリの赤ちゃんかな?ナムアミダブツ・・・・


それにしてもイサキのサイズが・・・・もっと大きいのが欲しいなぁ・・・・なんて思いながらジグを落とし込むと・・・ガツン!!




おおっ!でっかいイサキ来た!!・・・・・って、なんでドラグ出るんだよ・・・・さてはアイツか・・・・・













60㎝ちょいの食べごろ真鯛。去年もこのパターンあったな・・・・









小さいアカハタ、ガシラは問答無用でリリース。



いまいちパッとしなくなってきたので、ここではじけさんと少し沖に出ます。



そしていきなりはじけさんにヒット。






おおっ!でかいね!!真鯛??いや、頭振ってるから青物ぽいねぇ!!


なんて言ってたら・・・・・痛恨のラインブレイク・・・・惜しかったなぁ・・・・


続けてその場で二人でジグしゃくり倒しますが反応はナシ・・・・・



そしてさらに深場に二人で向うも反応はなく・・・・・


ここではじけさんは更に沖へ・・・・今日は深場はやらずに浅場を撃っていくと決めていた僕は少し戻ります。


かけ下がりの途中で・・・・・








なかなか良いサイズのアカハタ。




そして水深30mから60mまでストンと落ちた辺り、ハイピッチでしゃくり上げてくるとボトムから20mほどのところで・・・・ドスン!!



最初はそんなに大きくないなと思っていたのですが・・・・どうやら魚が気づいてなかっただけの様子。


ファーストランで青物確定、そこそこ大きそう・・・・・



タックルはライトですが切られることはないはず・・・・それよりもフックが心配。折れることはないはずだけど、あまり大きくない針なので身切れが・・・・・


ってことで、少し丁寧にやりとり。身切れさせないように慎重に・・・・・








80㎝ジャスト。なのでギリギリでワラサってことで。



この魚でお土産的には満足。あとはもうちょっとイサキが・・・・・









はい、さようなら。


ってことで、しぶとくイサキのポイントで粘るもののバラシはするけど乗せられず・・・・


そうこうしているうちにお昼が近づいてきたので、はじけさんにそろそろ上がる旨をライン。



最後、出艇場所近くでまた大きいのを掛けましたがどうやらラインに傷が入ってしまっていたようでプッツン。


せっかくカヤックをぐいぐい引っ張ってくれるサイズだったのになぁぁ・・・・・ってところで、心もプッツリ。



沖上がりとなりました。


僕よりほんの少し粘っていたはじけさんは、最後にドラマチックな出来事があった様子。。。


最後切られたのは残念だったけれども、昼までという限られた時間内で久しぶりにそれなりの結果が出せたので満足。







はじけさん、お疲れ様でした。






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