＠テコギデジギング

とある日の昼下がり、一本の電話が・・・・




『オレオレ！！日曜日に釣りに行きたいから、釣れるかどうか土曜日に調査してきてくんないかな？』



神様、私は良い友人たちに恵まれているようです。








ってことで、仕方なく海へ・・・。

さて、今回の狙いは前回３回も食わせながら一本も捕ることが出来なかったカイデー系の根魚。

というか、ここに来る時はいつも狙っているしこの時期にそれ以外の狙いモノもないのが現状。

イカは頑張れば良いサイズが釣れるのであろうが、どうにもその気になれず・・・

根魚以外はヒラメ、それにアマダイあたりはいるはずなのだが・・・どうせ釣るならジグで釣りたいわけで。

と言うか、餌で釣るスキルを持ち合わせていないだけですが。



さて、出艇は7時前。あまりの寒さに車から降りることがなかなか出来ず、グダグダしながら準備していたら出るのが少し遅くなったわけで。

しかし翌日休みなので一日目一杯頑張る方向なのでオッケー。


まずは前回と同じく、真っすぐ沖に向かって漕ぎだしていきます。


そして水深50ｍぐらいの根のあるエリア。モーニングサービスでの真鯛他回遊系狙いのライトジギングで・・・・


着底同時に食ってきたアヤメカサゴ。






狙ってる魚でもないしたまたま食ってきただけだが、幸先の良いスタート。


ってことで、また沖へ・・・


そして前回、カイデー系が当たってきたポイント。急激なドロップオフになっており、そこの一番深いところを丁寧に探っていきます。


風はほぼ無風、潮も良い感じで流れており条件はバッチリ。何回も流し直して・・・・


まーーーったく反応ありません。


むむむ・・・こりゃ厳しいぞ・・・


手を変え品を変え、流すラインを変えて・・・しかし魚からの反応はさっぱり。


ってことは違う場所か？ってことで、浅場に戻り丁寧に探りますがやはり魚からの反応はなく・・・


ウロウロと漕ぎ周り、夏のイサキに良さそうなポイントを見つけたり、そんなこんなでウロウロしながらジグをしゃくりますが全く反応がなく・・・


そしてアタリがないまま四時間、水深50ｍほどのところでようやく魚からの反応が・・・・


しっかりフッキングし、上がってきたのは・・・・・









もう少し大きければ大本命のホウキハタ！！



もう少し大きければこれは本当に嬉しい！！


もう少し大きければ寒い中、頑張った甲斐がありました！！


もう少し大きければこれで大満足！！



そんなわけで、少々寂しいサイズのホウキハタ。元気ならリリースですが、オエってるのでありがたく頂きます。



そしてその後も状況変わらず・・・・







ジグはマリンベイトの桜花reborn200ｇ。
長さは倍、重さは数倍のジグに食らいついてくる小さなファイター、ヒメ


そして昼過ぎになり、少し強めのオフショア風が吹いてきて心もポッキリ。
諦めて撤収となりました。


まさに修行、まさに苦行といった感じの一日になりましたが、実は案外想定内なので悲観もしておらず。

まぁ、時期的にこんなもんでしょう。みたいな感じ。

何よりも、寒くても釣れなくても海に浮かべることが最大の癒しでありストレス解消でもあり。

そして思考錯誤しながら釣りをすることで、釣れなくとも自らの釣りのスキルを向上させることが出来ると考えているので案外修行という表現がぴったりなのかなとも思ったりしています。

釣れる時よりも釣らないときの方が上手くなるのではないのかな？なんて思うこともあったり。



なので次回もまた一生懸命頑張ります。






でも寒いのほんとヤダ。